思い出食堂「缶詰」

4月5日発売の「思い出食堂特別編集 缶詰」に10ページ描かせて頂きました。

お話はフィクションですが、自分自身の思い出や経験によるところも多いです。
昔、上司から、「特許出願の出願書類での数値の間違いは、取り返しのつかなくなる
場合もあるから、よくよく確認をお願いします」と言われたこと。
いろいろな国の人と集まるパーティーに参加したときに、確か麻婆豆腐を頂いて、
「ごはんがほしくなるね」のつもりで “I want some rice”と言ったら、
フランス人の女性が「ミィ子(仮)がごはんがほしいってー!」と厨房に言ったので、
あわてて「いや、実は、『ごはんに合うね』と言いたかっただけで…」と訂正したこと。
そんなこんなからこのお話を作りました。

ただ、いつもですが、お話の完成には、編集担当者様のお力が欠かせません。
大枠のヒントをくださったり、細かい描写やエピソードの助言をくださったり、
とても私一人では作れなかったと思います。
今担当してくださっている編集者様は、語彙も豊富で、頭の回転も速く、
レスポンスも迅速で丁寧ですので、いつも気持ちのいいお仕事ができて、
私は幸運だなぁと思います。

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